正答1
解説
正解は1です。
パーキンソン病では、自分でリズムをつくって動作を始めたり続けたりすることが難しくなります。
メトロノームの音のような外からの聴覚的な合図(外的キュー)を与えると、歩行が改善しやすくなります。
【選択肢別解説】
1:○ メトロノームのリズムに合わせて足を出すと、歩幅やリズムが整い、小刻み歩行やすくみ足が改善します。
床に線を引くなどの視覚的な合図も同様に有効です。
2:× 構音障害は、声が小さく単調になるパーキンソン病の症状ですが、メトロノームを用いた理学療法で改善を図る対象ではありません。
発声訓練など言語聴覚療法で対応します。
3:× 書字障害では字がだんだん小さくなる小字症がみられますが、理学療法でメトロノームを使って改善を図る対象ではありません。
作業療法などで対応します。
4:× 振戦は安静時に起こる規則的なふるえで、主に薬物療法で治療します。
メトロノームのリズムで改善が期待できる症状ではありません。
【ポイント】
パーキンソン病の歩行障害(小刻み歩行・すくみ足・突進現象)には、聴覚や視覚の外的キューが有効です。
四大症状は「安静時振戦・筋強剛・無動・姿勢反射障害」です。