正答3
解説
正解は3です。
中皮腫は、胸膜・腹膜・心膜の表面を覆う中皮細胞から発生する悪性腫瘍です。
原因として最も重要なのは、アスベスト(石綿)の吸入です。
【選択肢別解説】
1:× 塩蔵食品は中皮腫ではなく、胃癌の危険因子です。
塩分の多い食事は胃の粘膜を傷つけ、ヘリコバクター・ピロリ感染とともに胃癌の発生に関わります。
2:× アルコールは中皮腫ではなく、口腔・咽頭・食道・肝臓などの癌の危険因子です。
3:○ アスベストは中皮腫の原因です。
吸い込んだ繊維が胸膜などに長くとどまり、30〜40年ほどの長い潜伏期間を経て中皮腫を起こします。
肺癌や石綿肺の原因にもなります。
4:× アセトアルデヒドはアルコールが分解されてできる物質で、食道癌などの発癌に関わります。
中皮腫とは関連しません。
【ポイント】
中皮腫は胸膜に最も多く発生し、潜伏期間が非常に長いことが特徴です。
アスベストは建材などに広く使われていたため、職業性の曝露が問題になりました。