正答4
解説
正解は4です。
肺癌の疫学、転移、組織型、危険因子を問う問題です。
肺癌は日本の部位別の癌死亡数で上位を占める重要な疾患です。
【選択肢別解説】
1:× 肺癌の死亡数は女性ではなく男性の方が多いです。
男性では部位別の癌死亡数の第1位で、女性の死亡数の2倍以上あります。
2:× 肺癌の骨転移はまれではなく、よくみられます。
肺癌は骨・脳・肝臓・副腎に転移しやすく、骨転移は痛みや病的骨折の原因になります。
3:× 最も多い組織型は小細胞癌ではなく、腺癌です。
腺癌は肺の末梢に多く、女性や非喫煙者にも多くみられます。
小細胞癌は全体の1〜2割程度です。
4:○ 受動喫煙は肺癌の危険因子です。
自分は吸わなくても、周りのたばこの煙を吸い込むことで肺癌になるリスクが高まることが示されています。
【ポイント】
喫煙との関連が特に強いのは扁平上皮癌と小細胞癌で、どちらも肺門部(中心部)に多く発生します。
腺癌は肺野部(末梢)に多いと覚えます。