正答2
解説
正解は2です。
骨転移は、がん細胞が血流に乗って骨に定着した状態で、脊椎・骨盤・大腿骨近位部などに起こりやすいです。
原発巣によって骨に転移しやすいかどうかが異なります。
【選択肢別解説】
1:× 腎癌も骨転移を起こしますが、選択肢の中で最も多いのは乳癌です。
腎癌の骨転移は骨を溶かす溶骨性の変化が強いのが特徴です。
2:○ 乳癌が最も骨転移を生じやすいです。
乳癌は前立腺癌、肺癌とともに骨転移の頻度が高い代表的ながんです。
進行した乳癌では骨転移が高い割合でみられます。
3:× 肝癌は乳癌に比べて骨転移の頻度は低いです。
肝細胞癌は肝内での再発や肺転移が主な進展様式です。
4:× 膵臓癌は乳癌に比べて骨転移の頻度は低いです。
膵臓癌は肝臓や腹膜への転移が多くみられます。
5:× 胆嚢癌は乳癌に比べて骨転移の頻度は低いです。
胆嚢癌は肝臓への直接浸潤やリンパ節転移が中心です。
【ポイント】
骨転移の多い原発巣は、乳癌・前立腺癌・肺癌が代表で、腎癌や甲状腺癌も加えて覚えます。
リハビリテーションでは、病的骨折や脊髄圧迫のリスクを評価して、荷重や動作を決めます。