正答2
解説
正解は2です。
遂行機能障害は、目標を立て、計画し、実行し、結果を確かめて修正する一連の働きの障害です。
介入では、行動の手順を自分で言葉にして確認しながら進める方法が用いられます。
【選択肢別解説】
1:× ペグ法は記憶障害への介入です。
数字などの決まった釘(ペグ)となる言葉に、覚えたい項目をイメージで結び付けて記銘する方法です。
2:○ 自己教示法は遂行機能障害への介入として最も適しています。
課題の手順を声に出して自分に指示し、次第に小声、心の中へと内在化させます。
行動を自分で計画し、確認しながら進める力を高めます。
3:× 直接刺激法は注意障害への介入です。
注意の各要素に段階的な課題を反復して与え、注意機能そのものを改善させる方法です。
4:× 間隔伸張法は記憶障害への介入です。
覚えた情報を思い出す間隔を少しずつ延ばして、記憶の保持を強める方法です。
5:× 物語作成法は記憶障害への介入です。
覚えたい項目を一つの物語につなげて記銘する方法です。
【ポイント】
遂行機能障害には、自己教示法のほか、問題解決訓練や目標管理訓練(GMT)が用いられます。
記憶障害の内的方略として、ペグ法、物語作成法、視覚イメージ法、間隔伸張法を整理しておきます。