正答2
解説
正解は2です。
作業の段階付けでは、変える要素と、それによって負荷が増す機能が対応している必要があります。
各作業の要素を変えたとき、主に何の負荷が増すかを考えます。
【選択肢別解説】
1:× 塗り絵の色の多さは遂行機能の段階付けとはいえません。
色の数を増やすと、主に色の識別や選択の要素が増えます。
計画を立てて手順を組み立てる遂行機能の負荷とは対応しません。
2:○ 織物の模様の複雑さは注意機能の段階付けです。
模様が複雑になると、図案を見比べながら糸の色や本数を誤りなく選び続ける必要があります。
持続的な注意や注意の配分の負荷が高まります。
3:× ビーズの指輪のビーズの大きさは記憶機能ではなく手指巧緻性の段階付けです。
ビーズが小さいほど、指先で正確につまんで糸を通す細かい動作が求められます。
4:× 陶芸の粘土の硬さは手指巧緻性ではなく筋力の段階付けです。
粘土が硬いほど、こねたり形を作ったりするのに強い手指や上肢の力が必要になります。
5:× 革細工の革の厚さは視覚運動協応ではなく筋力の段階付けです。
革が厚いほど、刻印や縫製の際に強い力が必要になります。
【ポイント】
材料の硬さや厚さは筋力、対象の大きさは巧緻性、図案の複雑さは注意や認知の段階付けに使うのが基本です。
目的の機能に合った要素を一つずつ変えることが段階付けの原則です。