正答1
解説
正解は1です。
感覚検査では、被検者が検査以外の手がかりから答えを推測できないようにすることと、安全に刺激を加えることが大切です。
【選択肢別解説】
1:○ 手指の位置覚検査は指の側面を把持して行います。
指の背側や掌側を持つと、押される圧の方向から動いた向きが分かってしまいます。
側面を持てば、関節の位置の感覚だけで答えさせられます。
2:× 温冷覚検査に80℃の温水や0℃の冷水は用いません。
80℃では熱傷、0℃では凍傷の危険があります。
温水はおよそ40〜45℃、冷水はおよそ10℃前後を用います。
3:× 触覚検査では触れる時間間隔を一定にしてはいけません。
間隔が一定だと被検者がリズムで予測して答えられてしまいます。
間隔は不規則にし、刺激の強さを一定にします。
4:× 振動覚検査は筋腹ではなく骨の突出部に音叉を当てます。
振動は骨で伝わりやすいため、くるぶしや橈骨茎状突起などで検査します。
5:× 静的2点識別覚検査は左右同時には行いません。
片側の同じ部位に、2点を同時に当てるか1点を当てるかをランダムに提示し、識別できる最小距離を測ります。
【ポイント】
感覚検査では、閉眼させること、手がかりを与えないこと、左右や近位と遠位を比べることが基本です。
温度や器具は安全な範囲で用います。