正解を2つ選んでください。
正答1・4
解説
正解は1と4です。
わが国の慢性透析療法の現状(出題当時の統計)を問う問題です。
日本透析医学会の統計調査で、患者数・治療法・原因疾患・死因の傾向が報告されています。
【選択肢別解説】
1:○ 出題当時、わが国の透析患者数は年々増加しており、30万人を超えていました。
高齢化と糖尿病の増加が背景にあります。
2:× わが国の透析療法は血液透析が大部分(約97%)を占め、腹膜透析は数%にとどまります。
3:× 透析は昼間に行う施設が大部分で、仕事などのために夜間に行う夜間透析は少数です。
4:○ 透析導入の原因疾患は、1998年以降、糖尿病性腎症が最も多くなっています。
慢性糸球体腎炎は減少しています。
5:× 透析患者の死因は心不全や感染症が上位を占めます。
肝不全は主な死因ではありません。
【ポイント】
透析導入の原因疾患は、糖尿病性腎症、慢性糸球体腎炎、腎硬化症の順に多いことを押さえましょう。
なお、近年は透析患者数の増加は頭打ちになっています。