正答5
解説
正解は5です。
糖尿病の運動療法は、血糖のコントロールと合併症の予防に有効ですが、低血糖や合併症の悪化に注意して行う必要があります。
【選択肢別解説】
1:× 食後すぐの運動は消化を妨げます。
食後の血糖上昇を抑えるには、食後1時間ほどたってから運動を始めるのがよいとされます。
2:× 冷汗は低血糖の予兆です。
ふるえや動悸とともに出現し、交感神経が興奮して起こる症状です。
高血糖発作の予兆ではありません。
3:× インスリン投与中でも運動療法は行えます。
低血糖に注意し、運動の時間帯や補食を調整して続けます。
4:× 空腹時血糖が非常に高い(250mg/dL以上など)場合や尿ケトン体が陽性の場合は、運動を控えます。
血糖が高いほど運動量を増やすのは危険です。
5:○ 増殖性網膜症では、強い運動や息こらえで眼底出血を起こす危険があります。
運動強度を軽くして行う必要があります。
【ポイント】
糖尿病の運動療法では、低血糖症状(冷汗・ふるえ・動悸)の見極めと、網膜症・腎症・神経障害など合併症に応じた運動制限が重要です。