正答3
解説
正解は3です。
鍍銀染色は銀を組織に沈着させて黒く染める方法で、目的によって使う銀試薬が異なります。
ボディアン染色は、プロテイン銀(蛋白銀)を用いて神経線維や神経原線維を黒く染める方法です。
【選択肢別解説】
1:× PAM染色は過ヨウ素酸メセナミン銀染色の略で、メセナミン銀を用います。
糸球体の基底膜を黒く染めます。
2:× コッサ反応は硝酸銀を用います。
カルシウム塩と結合したリン酸や炭酸を銀に置き換え、光で還元して黒く染めます。
3:○ ボディアン染色はプロテイン銀を用い、銅片を加えて銀を沈着させます。
神経線維や神経原線維変化を黒く染め出します。
4:× グロコット染色はクロム酸で酸化した後、メセナミン銀を用います。
真菌やニューモシスチスの細胞壁を黒く染めます。
5:× グリメリウス染色は硝酸銀を用いる好銀反応です。
内分泌細胞の神経分泌顆粒を黒褐色に染めます。
【ポイント】
メセナミン銀を使うのはPAM染色とグロコット染色、プロテイン銀を使うのはボディアン染色です。
硝酸銀はコッサ反応やグリメリウス染色、アンモニア銀は渡辺の鍍銀法に用います。