2ポイント法で第1試薬反応後の吸光度は0.005、第2試薬反応後の吸光度は0.200であった。
検体盲検補正後の吸光度はどれか。
ただし、検体量は10μL、第1試薬量は230μL、第2試薬量は60μLとする。
正答2
解説
正解は2です。
2ポイント法では、第2試薬を加える直前の吸光度を検体盲検として測ります。
ただし第2試薬を加えると液量が増えて希釈されるため、検体盲検の吸光度は液量比で補正してから差し引きます。
【計算】
第2試薬添加前の液量は、検体10μL+第1試薬230μL=240μLです。
第2試薬添加後の液量は、240μL+第2試薬60μL=300μLです。
液量補正係数は、240÷300=0.8です。
補正した検体盲検の吸光度は、0.005×0.8=0.004です。
検体盲検補正後の吸光度は、0.200−0.004=0.196です。
【選択肢別解説】
1:× 0.192は、検体盲検の吸光度を過大に見積もって差し引いた値です。
液量補正後の検体盲検は0.004なので、正しくは0.196です。
2:○ 液量補正した検体盲検0.004を第2試薬反応後の0.200から引いた0.196が正しい値です。
3:× 0.200は第2試薬反応後の吸光度そのものです。
検体盲検を差し引いていないため誤りです。
4:× 0.204は、補正後の検体盲検0.004を差し引かずに加えた値(0.200+0.004)です。
検体盲検は差し引くものなので誤りです。
5:× 0.208は、正しい計算過程では得られない値です。
検体盲検は差し引くため、補正後の吸光度は0.200より小さくなります。
【ポイント】
液量補正係数は「第2試薬添加前の液量÷添加後の液量」で、必ず1より小さくなります。
0.200−0.005=0.195と液量補正を忘れる誤りに注意します。