正答4
解説
正解は4です。
酵素は、触媒する反応の種類によって7つの群に分類されています(EC分類)。
1群が酸化還元酵素、2群が転移酵素、3群が加水分解酵素、4群が脱離酵素です。
5群が異性化酵素、6群が合成酵素(リガーゼ)、7群が輸送酵素です。
【選択肢別解説】
1:× キナーゼは、ATPのリン酸基を基質に移す酵素です。
転移酵素に分類され、異性化酵素ではありません。
2:× アルドラーゼは、炭素と炭素の結合を切って2つの分子に分ける酵素です。
脱離酵素に分類され、転移酵素ではありません。
3:× エステラーゼは、水を使ってエステル結合を切る酵素です。
加水分解酵素に分類され、脱離酵素ではありません。
4:○ デヒドロゲナーゼ(脱水素酵素)は、基質から水素を取り去り、NAD+などに渡します。
酸化還元反応を触媒するので、酸化還元酵素に分類されます。
5:× トランスフェラーゼは、その名の通り基を移す転移酵素です。
加水分解酵素ではありません。
【ポイント】
LDは酸化還元酵素、ASTとALTとCKは転移酵素、ALPとアミラーゼは加水分解酵素です。
臨床でよく測る酵素の分類を確認しておきましょう。