正答4
解説
正解は4です。
サルコイドーシスは、全身の臓器に非乾酪性類上皮細胞肉芽腫ができる病気です。
肉芽腫を作る細胞が産生する物質が、病気の活動性の指標になります。
【選択肢別解説】
1:× プロカルシトニンは、細菌感染症、特に敗血症の指標です。
サルコイドーシスの活動性マーカーではありません。
2:× 心臓型脂肪酸結合蛋白は、心筋細胞が傷害されると早期に血中へ出る心筋障害の指標です。
3:× デオキシピリジノリンは、コラーゲンの分解産物で、骨吸収の指標です。
4:○ アンギオテンシン変換酵素〈ACE〉は、肉芽腫の類上皮細胞が産生します。
肉芽腫の量や活動性を反映して血中で上昇するため、活動性マーカーとして使われます。
5:× N-アセチルグルコサミニダーゼ〈NAG〉は、尿中で測る腎尿細管障害の指標です。
【ポイント】
サルコイドーシスでは、血清ACE、リゾチーム、可溶性インターロイキン2受容体が上昇します。
肉芽腫のマクロファージが活性型ビタミンDを作るため、高カルシウム血症も起こります。