正答5
解説
正解は5です。
グルコースオキシダーゼ〈GOD〉法は、GODがグルコースを酸化して生じる過酸化水素を測定する方法です。
GODはβ型のグルコースにしか作用しない点が重要です。
【選択肢別解説】
1:× α-アミラーゼはデンプンのα-1,4結合を加水分解する酵素です。
血糖測定のGOD法では用いません。
2:× α-グルコシダーゼはマルトースなどを分解してグルコースを生じる酵素です。
アミラーゼ活性の測定などに用いられ、GOD法では用いません。
3:× グルコース-6-ホスファターゼは、肝臓でグルコース-6-リン酸をグルコースに戻す酵素です。
糖新生やグリコーゲン分解の最終段階で働き、血糖測定には用いません。
4:× マルターゼはマルトースをグルコース2分子に分解する酵素です。
GOD法の試薬には用いません。
5:○ ムタロターゼはα-グルコースをβ-グルコースに変換する酵素です。
血中のグルコースはα型とβ型が平衡状態で存在するため、ムタロターゼでα型をβ型に変えます。
これにより、GODがすべてのグルコースに速やかに作用できます。
【ポイント】
GOD法ではムタロターゼとペルオキシダーゼ、ヘキソキナーゼ〈HK〉法ではHKとグルコース-6-リン酸脱水素酵素を用います。