正解を2つ選んでください。
正答2・3
解説
正解は2と3です。
臨床検査の濃度表示には、物質そのものの重さで表す方法と、物質に含まれる窒素の重さで表す方法があります。
窒素量で表示する代表は尿素窒素とアンモニア窒素です。
【選択肢別解説】
1:× 尿酸は分子に窒素を含みますが、濃度は尿酸そのものの量としてmg/dLで表示します。
2:○ 尿素は尿素窒素〈UN〉として、尿素に含まれる窒素の量でmg/dLと表示します。
血液では血中尿素窒素〈BUN〉と呼ばれます。
3:○ アンモニアはアンモニア窒素として、含まれる窒素の量でμg/dLと表示するのが一般的です。
4:× ビリルビンは分子そのものの量としてmg/dLで表示します。
窒素量では表示しません。
5:× クレアチニンも分子そのものの量としてmg/dLで表示します。
窒素量では表示しません。
【ポイント】
尿素1分子には窒素原子が2個含まれ、尿素窒素の値を約2.14倍すると尿素の量になります。
尿素窒素とクレアチニンの比は、腎前性の高窒素血症の鑑別に使われます。