正答1
解説
正解は1です。
終点分析法は、反応が終わって吸光度が一定になった時点の値から濃度を求める方法です。
2ポイント法では、第2試薬を加える前の吸光度と、反応終了後の吸光度の2点を測り、その差を使います。
反応前の時点ですでに存在する吸光度は、差を取ることで差し引かれます。
【選択肢別解説】
1:○ 溶血・黄疸・乳びなど検体そのものの色は、反応前にも反応後にも同じように含まれます。
2点の差を取ることで打ち消され、影響を回避できます。
2:× 校正のずれは濃度換算の係数そのものの誤りです。
吸光度の差を取っても補正されず、再校正が必要です。
3:× 第2試薬の着色は1点目の測定後に加わるため、差を取っても打ち消されません。
試薬ブランクで補正する必要があります。
4:× 光源ランプの劣化は光量の低下や不安定さを招き、測定全体の精度を下げます。
2ポイント法では回避できず、ランプの交換が必要です。
5:× 第1試薬の分注量が不足すると、反応の条件そのものが変わります。
2点の差を取っても補正できません。
【ポイント】
2ポイント法は「検体ブランクを自動で差し引く方法」と理解すると覚えやすいです。
副波長を使う2波長測光法は、濁りや装置由来の変動を補正する別の方法なので区別しましょう。