正答1
解説
正解は1です。
レシチンコレステロールアシルトランスフェラーゼ(LCAT)は、HDL上で遊離コレステロールをエステル化する酵素です。
レシチンの脂肪酸をコレステロールに移し、コレステロールの逆転送を進めます。
【選択肢別解説】
1:○ アポA1はLCATを活性化します。
HDLの主要なアポ蛋白で、LCATの補因子として働きます。
2:× アポA2はLCATの活性化因子ではありません。
アポA1に次ぐHDLの構成アポ蛋白です。
3:× アポB100はLCATの活性化因子ではありません。
VLDLやLDLの構造蛋白で、LDL受容体と結合するリガンドとして働きます。
4:× アポC3はLCATの活性化因子ではありません。
リポ蛋白リパーゼを阻害し、トリグリセライドの分解を抑えます。
5:× アポEはLCATの活性化因子ではありません。
レムナントなどが肝臓の受容体に取り込まれる際のリガンドとして働きます。
【ポイント】
「アポA1がLCATを活性化、アポC2がリポ蛋白リパーゼを活性化」が頻出の対比です。
アポC3はリポ蛋白リパーゼを阻害する点も合わせて覚えましょう。