正答5
解説
正解は5です。
細菌の鞭毛の有無は、運動性として菌の同定に用いられます。
選択肢の中で鞭毛をもち運動性があるのは腸炎ビブリオだけです。
【選択肢別解説】
1:× Acinetobacter baumanniiは鞭毛をもたないブドウ糖非発酵グラム陰性桿菌です。
2:× Clostridium perfringens(ウェルシュ菌)は、Clostridium属では珍しく鞭毛をもたず、運動性がありません。
3:× Klebsiella pneumoniae(肺炎桿菌)は鞭毛をもたず、厚い莢膜をもつのが特徴です。
4:× Shigella sonnei(ソンネ赤痢菌)は鞭毛をもたず、運動性がありません。
腸内細菌目で非運動性の代表です。
5:○ Vibrio parahaemolyticus(腸炎ビブリオ)は菌体の端に1本の極鞭毛をもち、活発に運動します。
【ポイント】
腸内細菌目のなかで運動性がないのは、Shigella、Klebsiella、Yersinia(37℃)などです。
Clostridium属の多くは周毛性の鞭毛をもちますが、ウェルシュ菌は例外です。