正解を2つ選んでください。
正答1・3
解説
正解は1と3です。
消毒用エタノールは、脂質を含む膜を壊したり蛋白質を変性させたりして、多くの微生物に効果を示します。
ただし、脂質の膜(エンベロープ)を持たないウイルスや細菌の芽胞には効きにくいことが知られています。
【選択肢別解説】
1:○ ノロウイルスはエンベロープを持たないウイルスで、消毒用エタノールが効きにくい性質があります。
消毒には次亜塩素酸ナトリウムを用います。
2:× Candida albicansは酵母様真菌で、消毒用エタノールで消毒できます。
3:○ Clostridioides difficileは芽胞を作り、芽胞は消毒用エタノールに抵抗性です。
手指衛生では流水と石けんによる手洗いで物理的に除去し、環境は次亜塩素酸ナトリウムで消毒します。
4:× Pseudomonas aeruginosa(緑膿菌)はグラム陰性桿菌で、消毒用エタノールで消毒できます。
5:× Staphylococcus aureus(黄色ブドウ球菌)は、MRSAを含めて消毒用エタノールで消毒できます。
【ポイント】
エタノールが効きにくいのは「芽胞」と「エンベロープを持たないウイルス(ノロウイルス・ロタウイルス・アデノウイルスなど)」です。
これらには次亜塩素酸ナトリウムを用いると覚えましょう。