正答2
解説
正解は2です。
血中濃度モニタリング(therapeutic drug monitoring〈TDM〉)は、薬の血中濃度を測りながら投与量を調整する方法です。
効果が出る濃度と副作用が出る濃度の幅が狭い薬で必要になります。
【選択肢別解説】
1:× ペニシリンGは安全域が広く、通常の使用でTDMは必要ありません。
2:○ バンコマイシンは、有効な濃度と腎障害などの副作用が出る濃度の幅が狭い薬です。
そのため、トラフ値や血中濃度時間曲線下面積〈AUC〉を測定して投与量を調整します。
3:× エリスロマイシンはマクロライド系の薬で、通常の使用でTDMは必要ありません。
4:× テトラサイクリンは、通常の使用でTDMは必要ありません。
5:× レボフロキサシンはキノロン系の薬で、通常の使用でTDMは必要ありません。
【ポイント】
TDMが必要な抗菌薬は「バンコマイシン・テイコプラニン・アミノグリコシド系(ゲンタマイシン・アミカシンなど)・ボリコナゾール」が代表です。
ほかにジゴキシン、テオフィリン、抗てんかん薬、免疫抑制薬もTDMの対象です。