正答3
解説
正解は3です。
細胞小器官にはそれぞれ固有の役割があります。
蛋白質は、mRNAの遺伝情報をもとにアミノ酸をつなげる「翻訳」によって合成されます。
【選択肢別解説】
1:× Golgi装置は、小胞体で合成された蛋白質に糖鎖を付けるなどの修飾を行い、分泌や輸送のために仕分けする場です。
蛋白質を合成する場ではありません。
2:× 滑面小胞体は、リボソームが付着していない小胞体です。
脂質やステロイドホルモンの合成、薬物の解毒、カルシウムの貯蔵を担います。
3:○ リボソームはmRNAの塩基配列を読み取り、アミノ酸をつなげて蛋白質を合成する場です。
粗面小胞体に付着したリボソームは分泌蛋白や膜蛋白を、細胞質に遊離したリボソームは細胞内で働く蛋白を作ります。
4:× ミトコンドリアは、酸化的リン酸化によってATPを産生する場です。
独自のリボソームをもちますが、細胞の蛋白質合成の主な場ではありません。
5:× ペルオキシソームは、極長鎖脂肪酸の酸化や過酸化水素の分解を行う小器官です。
蛋白質の合成は行いません。
【ポイント】
蛋白質の流れは「リボソームで合成、粗面小胞体で折りたたみ、Golgi装置で修飾・仕分け」です。
形質細胞のように蛋白質を大量に分泌する細胞では、粗面小胞体とGolgi装置がよく発達しています。