正答5
解説
正解は5です。
リポ蛋白は、比重が小さい順にカイロミクロン、VLDL、IDL、LDL、HDLに分けられます。
比重が小さいものほど粒子が大きく、トリグリセライドが多くて蛋白質が少ないという関係があります。
【選択肢別解説】
1:× 正しい記述です。
HDLは重量の約半分が蛋白質で、LDL(約20〜25%)より蛋白質の割合が高い粒子です。
2:× 正しい記述です。
IDLはVLDLが分解されてLDLになる途中の粒子で、比重もVLDLとLDLの中間です。
3:× 正しい記述です。
カイロミクロンはリポ蛋白の中で最も大きな粒子で、VLDLよりも大きいです。
4:× 正しい記述です。
カイロミクロンは重量の大部分がトリグリセライドで、VLDLのトリグリセライド含量はそれより低いです。
5:○ 誤っている記述です。
アガロースゲル電気泳動では、LDLはβ位に、VLDLはそれより陽極側のpre-β位に泳動されます。
LDLの方が陰極側に位置します。
【ポイント】
アガロースゲル電気泳動では、陽極側からα(HDL)、pre-β(VLDL)、β(LDL)の順に並び、カイロミクロンは原点にとどまります。
ポリアクリルアミドゲル電気泳動では分子ふるい効果が加わり、順序が変わる点に注意しましょう。