正答3
解説
正解は3です。
伝染性単核球症は、主にEBウイルスの初感染で起こる病気です。
末梢血には、大きく細胞質が好塩基性に染まる異型リンパ球が増加します。
【選択肢別解説】
1:× EBウイルスが感染するのはB細胞ですが、末梢血に増える異型リンパ球の主体はB細胞ではありません。
2:× 異型リンパ球の主体はNK細胞ではありません。
NK細胞もウイルス感染細胞を攻撃しますが、異型リンパ球の大部分はT細胞です。
3:○ 異型リンパ球は活性化したT細胞です。
EBウイルスに感染したB細胞を排除するため、細胞傷害性T細胞(主にCD8陽性)が増えて活性化したものです。
細胞が大きくなり、細胞質が強い好塩基性を示します。
4:× 異型リンパ球は腫瘍化したリンパ腫細胞ではありません。
ウイルスに対する反応性の細胞で、病気が治ると消えます。
5:× 異型リンパ球は未分化なリンパ芽球ではありません。
リンパ芽球は急性リンパ性白血病でみられる幼若な細胞です。
【ポイント】
伝染性単核球症は、発熱・咽頭痛・リンパ節腫脹・異型リンパ球の増加が特徴です。
診断にはEBウイルスのVCA-IgM抗体などの抗体検査が用いられます。