正答1
解説
正解は1です。
集細胞法は、細胞の少ない液状検体から細胞を集めて、効率よく標本を作る方法です。
尿や体腔液、洗浄液などで用いられます。
この問題は集細胞法ではないものを選ぶので、○ が答え(集細胞法でない処理法)です。
【選択肢別解説】
1:○ 圧挫法は集細胞法ではありません。
小さな組織片や粘稠な検体を2枚のスライドガラスで押しつぶし、引き伸ばして塗抹する方法です。
液状検体から細胞を集める方法ではありません。
2:× 遠心沈殿法は集細胞法です。
液状検体を遠心して細胞を沈殿させ、その沈渣を塗抹します。
3:× フィルター法は集細胞法です。
液状検体を細かい孔のあるフィルターでろ過し、フィルター上に細胞を集めます。
4:× 自動細胞収集法は集細胞法です。
液状化検体細胞診〈LBC〉などの装置を用いて、細胞を集めて均一に塗抹します。
5:× セルブロック法は集細胞法です。
液状検体の沈渣を固めてパラフィンに包埋し、組織標本と同じように薄切します。
免疫染色を追加できる利点があります。
【ポイント】
集細胞法には、遠心沈殿法、フィルター法、オートスメア(細胞遠心法)、LBC、セルブロック法があります。
塗抹の方法である擦り合わせ法・圧挫法・捺印法とは、目的が異なる点に注意しましょう。