正解を2つ選んでください。
正答1・5
解説
正解は1と5です。
尿酸の酵素法は、ウリカーゼで尿酸を分解し、生じた過酸化水素を発色させて測定します。
反応は、尿酸+O₂+H₂O からアラントイン+CO₂+H₂O₂ が生じるものです。
この過酸化水素を、ペルオキシダーゼの働きで色素に変えて定量します。
【選択肢別解説】
1:○ ウリカーゼは試薬に含まれます。
尿酸を酸化してアラントインと過酸化水素を作る、測定の中心となる酵素です。
2:× ウレアーゼは尿素を分解する酵素で、尿素窒素の測定に使います。
尿酸の測定には使いません。
3:× キサンチンは、体内でキサンチンオキシダーゼにより尿酸になる前駆物質です。
試薬の成分ではありません。
4:× アラントインはウリカーゼ反応で生じる生成物です。
試薬に加えるものではありません。
5:○ ペルオキシダーゼは試薬に含まれます。
生じた過酸化水素と色原体(4-アミノアンチピリンなど)を反応させ、色素を作ります。
この発色をTrinder反応と呼びます。
【ポイント】
ヒトはウリカーゼをもたないため、プリン体の最終代謝産物は尿酸です。
POD発色系はアスコルビン酸で負誤差を受けるため、試薬にアスコルビン酸オキシダーゼを加えて防ぎます。