正答4
解説
正解は4です。
充血とうっ血は、どちらも局所の血液量が増えた状態ですが、原因が異なります。
充血は動脈側から流れ込む血液が増えた状態、うっ血は静脈側からの流出が妨げられた状態です。
【選択肢別解説】
1:× 動脈血栓は充血ではなく、虚血や梗塞の原因になります。
動脈が詰まると血液の流入が減るためです。
2:× 充血の病変部は暗紫色ではなく鮮紅色を示します。
酸素を多く含む動脈血が増えるためです。
暗紫色になるのは静脈血がたまるうっ血です。
3:× 充血の病変部の温度は低下ではなく上昇します。
温かい動脈血が多く流れ込むためです。
4:○ 充血は局所の細動脈が拡張して起こります。
炎症や運動、温熱などで動脈が広がり、流入する血液量が増えます。
5:× 長期に及んで線維性結合組織が増生するのは、充血ではなくうっ血です。
慢性うっ血では組織が低酸素となり、線維化が進みます(うっ血肝など)。
【ポイント】
充血は「動脈性・鮮紅色・温かい」、うっ血は「静脈性・暗赤紫色・冷たい」と対比して覚えましょう。