正解を2つ選んでください。
正答3・5
解説
正解は3と5です。
ピクリン酸は黄色の結晶で、蛋白を沈殿させて組織を固定する作用があります。
固定液には、ピクリン酸をホルマリンなどと組み合わせたものがあります。
【選択肢別解説】
1:× PLP固定液は、過ヨウ素酸、リジン、パラホルムアルデヒドからなる固定液で、ピクリン酸は含みません。
免疫組織化学に用います。
2:× オルト液は、重クロム酸カリウムとホルマリンなどからなる固定液で、ピクリン酸は含みません。
3:○ ブアン液は、ピクリン酸飽和水溶液、ホルマリン、酢酸からなる固定液です。
精巣や腎生検などの固定に用います。
4:× カルノア液は、エタノール、クロロホルム、酢酸からなる固定液で、ピクリン酸は含みません。
グリコーゲンや核酸の固定に適しています。
5:○ ザンボーニ液は、パラホルムアルデヒドとピクリン酸をリン酸緩衝液に加えた固定液です。
電子顕微鏡や免疫組織化学に用います。
【ポイント】
ピクリン酸を含む固定液は、ブアン液とザンボーニ液が代表です。
重クロム酸カリウムを含むのはオルト液やツェンカー液と区別して覚えましょう。