正答2
解説
正解は2です。
乳癌は日本の女性で最も多い癌で、乳管上皮から発生する乳管癌が大部分を占めます。
発生部位、転移先、予後の特徴を押さえることが大切です。
【選択肢別解説】
1:× 乳癌の多くは片側に発生します。
両側性の乳癌は一部にとどまります。
2:○ 乳癌の遠隔転移は骨に最も多く、ついで肺、肝臓、脳などにみられます。
骨転移による痛みや骨折、高カルシウム血症が問題になります。
3:× 乳癌の発症にはエストロゲンへの長期曝露や遺伝(BRCA1、BRCA2遺伝子変異)が関係します。
ヒトでウイルス感染が原因とは確立されていません。
4:× 乳癌は早期発見と治療の進歩により、5年生存率が高い比較的予後の良い癌です。
5:× 乳癌が最も多く発生するのは内側上四分円ではなく外側上四分円です。
乳腺組織が最も多い部位だからです。
【ポイント】
乳癌は「外側上四分円に多い」「骨転移が多い」「エストロゲン依存性がある」の3点が頻出です。
細胞診や病理組織検査ではホルモン受容体やHER2の評価も行います。