正答4
解説
正解は4です。
骨代謝マーカーには、骨を作る働きをみる骨形成マーカーと、骨を壊す働きをみる骨吸収マーカーがあります。
骨形成マーカーは骨芽細胞の活動を、骨吸収マーカーは破骨細胞による骨コラーゲンの分解を反映します。
【選択肢別解説】
1:× ペントシジンは終末糖化産物〈AGEs〉の一種で、骨のコラーゲンに蓄積して骨の質の低下を反映します。
骨形成マーカーではありません。
2:× デオキシピリジノリンは骨コラーゲンの架橋物質で、骨が分解されると尿中に出ます。
骨吸収マーカーです。
3:× プロコラーゲンⅢペプチドはⅢ型コラーゲン合成の指標で、肝線維化のマーカーとして用いられます。
骨形成マーカーではありません。
4:○ 骨型アルカリホスファターゼは骨芽細胞が産生する酵素です。
骨を作る活動が高まると増えるため、骨形成マーカーとして用いられます。
5:× Ⅰ型コラーゲン架橋C-テロペプチド〈CTX〉は骨コラーゲンが分解されて生じる断片です。
骨吸収マーカーです。
【ポイント】
骨形成マーカーは「骨型ALP、オステオカルシン、Ⅰ型プロコラーゲンN-プロペプチド〈P1NP〉」です。
骨吸収マーカーは「デオキシピリジノリン、CTX、NTX、TRACP-5b」です。