正解を2つ選んでください。
正答1・4
解説
正解は1と4です。
リンパ球は主にT細胞、B細胞、NK細胞に分けられ、それぞれ産生や成熟の場所と働きが異なります。
【選択肢別解説】
1:○ B細胞は骨髄で造血幹細胞から作られ、骨髄の中で成熟します。
その後、リンパ節や脾臓などの末梢リンパ組織に移動します。
2:× NK細胞は免疫グロブリンを産生しません。
免疫グロブリンを産生するのは、B細胞が分化した形質細胞です。
NK細胞はウイルス感染細胞や腫瘍細胞を、抗原の感作なしに直接傷害します。
3:× トロンボポエチンは主に肝臓で産生されるホルモンで、巨核球の増殖と血小板の産生を促します。
成熟T細胞が産生するのは、インターロイキンなどのサイトカインです。
4:○ 成熟B細胞は、表面に膜型免疫グロブリンのほか、補体レセプター(CR1やCR2)をもちます。
補体が結合した抗原を捕らえて、効率よく活性化するのに役立ちます。
5:× 健常成人の末梢血では、B細胞よりもT細胞のほうが多く、リンパ球の大部分を占めます。
B細胞はリンパ球の一部にすぎません。
【ポイント】
「B細胞=骨髄で成熟、表面に免疫グロブリンと補体レセプター」「T細胞=胸腺で成熟、末梢血リンパ球の大部分」「NK細胞=抗体を作らず直接傷害」と整理します。