2ポイント法で第2試薬反応後の吸光度0.100を検体盲検補正すると0.095であった。
この検体の第1試薬反応後の吸光度はどれか。
ただし、検体量は10μL、第1試薬量は240μL、第2試薬量は50μLとする。
正答2
解説
正解は2です。
2ポイント法の検体盲検補正では、第1試薬反応後の吸光度(検体盲検)を差し引きます。
ただし第2試薬を加えると液量が増えて希釈されるため、第1試薬反応後の吸光度に液量比を掛けてから引きます。
【計算】
第1試薬反応後の液量 = 10 μL + 240 μL = 250 μL
第2試薬反応後の液量 = 250 μL + 50 μL = 300 μL
補正後の吸光度 = 第2試薬反応後の吸光度 - 第1試薬反応後の吸光度 × 250/300
0.095 = 0.100 - A1 × 250/300
A1 × 250/300 = 0.005
A1 = 0.005 × 300/250 = 0.006
【選択肢別解説】
1:× 0.005は、液量補正をした後に差し引いた値そのものです。
第1試薬反応後の吸光度に戻すには、300/250を掛ける必要があります。
2:○ 液量補正を考慮して逆算すると、第1試薬反応後の吸光度は0.006になります。
3:× 0.024は、0.005に第1試薬量と第2試薬量の比(240/50)を掛けた値です。
液量補正には、試薬量ではなく反応液全体の液量の比を用います。
4:× 0.030は、0.005に総液量と第2試薬量の比(300/50)を掛けた値です。
正しい係数は300/250です。
5:× 0.150は、0.005に総液量と検体量の比(300/10)を掛けた値です。
第2試薬反応後の吸光度0.100より大きく、補正後の値0.095とも矛盾します。
【ポイント】
液量補正係数は「第1試薬反応後の液量÷第2試薬反応後の液量」です。
希釈されて吸光度が下がる分を考えることで、式の向きを間違えずに済みます。