正答2
解説
正解は2です。
Danielsらの徒手筋力テストは、検査者の手で抵抗を加えて筋力を0〜5の6段階で判定する方法です。
正確に判定するため、検査の環境や患者の状態に配慮して行います。
【選択肢別解説】
1:× 最近の版では、握力計やハンドヘルドダイナモメーターなどの機器を使った筋力測定も扱われています。
機器を一切用いないとはいえません。
2:○ 痛みがあると十分に力を発揮できず、筋力を正しく判定できません。
また患者の安全のためにも、苦痛がないか確認しながら行います。
3:× 柔らかいベッドでは体が沈み込み、固定が不十分になります。
正しくは硬く安定した表面のベッドを用います。
4:× 摩擦が大きいと、重力を除いた肢位での段階2の運動などで手足が滑らかに動きません。
正しくは摩擦の小さい表面が適しています。
5:× 検査者が適切な姿勢で固定や抵抗を加えられるよう、ベッドは高さを調節できるものが望まれます。
【ポイント】
段階3は重力に抗して全可動域を動かせる、段階2は重力を除けば全可動域を動かせる、が判定の基準です。
痛みや疲労は結果を左右するため、検査前の説明と状態の確認が欠かせません。