正答1
解説
正解は1です。
NRS(numerical rating scale:数値評価スケール)は、痛みの強さを0(痛みなし)から10(想像できる最大の痛み)までの数字で患者に答えてもらう評価法です。
簡便で、同じ患者の経過を追うのに適しています。
【選択肢別解説】
1:○ NRSの数値は痛みの強さの順序を表しますが、数値の間隔が等しいことは保証されません。
このため順序尺度に分類されます。
2:× NRSは0から10までの11段階で評価します。
10段階ではありません。
3:× NRSが評価するのは痛みの強さだけです。
痛みの性質(ずきずき、焼けるようななど)はMcGill疼痛質問票などで評価します。
4:× 痛みの感じ方は個人によって異なるため、NRSは患者間の比較には向きません。
同じ患者の経時的な変化をみるのに有効です。
5:× NRSは数字の概念を理解して答える必要があるため、幼児には使いにくい評価法です。
幼児にはフェイススケールなどを用います。
【ポイント】
痛みの強さの評価には、NRS、VAS(visual analogue scale)、フェイススケールなどがあります。
VASは100mmの線上に印をつける方法で、いずれも主観的な痛みの強さを数値化するものです。