正答4
解説
正解は4です。
図のAで膝関節を最大屈曲位とし、Bで下腿を内旋または外旋させながら膝を伸展し、Cで疼痛やクリックの有無を調べています。
これは半月板損傷を調べるMcMurrayテストの手順です。
【選択肢別解説】
1:× 外反ストレステストは、膝関節伸展位と軽度屈曲位で下腿に外反力を加え、内側側副靱帯の不安定性をみる検査です。
図のような屈曲から伸展への回旋操作は行いません。
2:× 前方引き出しテストは、膝関節90°屈曲位で脛骨近位部を前方へ引き出し、前十字靱帯の損傷をみる検査です。
回旋を加えながら伸展させる操作は含みません。
3:× 内反ストレステストは、下腿に内反力を加えて外側側副靱帯の不安定性をみる検査です。
図の操作とは異なります。
4:○ McMurrayテストは、膝関節最大屈曲位から下腿を内旋または外旋させながら伸展し、関節裂隙の疼痛やクリックを調べる検査です。
図のA〜Cの手順と一致します。
5:× Lachmanテストは、膝関節20〜30°屈曲位で脛骨を前方に引き出し、前十字靱帯の損傷をみる検査です。
最大屈曲位からの回旋操作は行いません。
【ポイント】
McMurrayテストでは、一般に下腿外旋で内側半月板、下腿内旋で外側半月板の損傷を評価します。
靱帯の検査はストレスを加えて「動揺性」をみる、半月板の検査は回旋と圧迫で「疼痛・クリック」をみる、と整理します。