正答4
解説
正解は4です。
がん患者の全身状態や身体機能を評価する尺度を選ぶ問題です。
がんのリハビリテーションや治療方針の決定では、日常生活や仕事がどの程度できるかを表すパフォーマンスステータスが用いられます。
【選択肢別解説】
1:× Barthel Indexは、食事や移乗など10項目で日常生活活動の自立度を評価する尺度です。
がん患者に特化した身体機能評価ではありません。
2:× FBS(functional balance scale)は、14項目の動作課題でバランス能力を評価する尺度です。
がん患者の身体機能評価尺度ではありません。
3:× FIM(functional independence measure)は、運動13項目と認知5項目で介助量を評価する日常生活活動の尺度です。
がん患者に特化したものではありません。
4:○ KPS(Karnofsky performance scale)は、がん患者の全身状態を0〜100%の11段階で評価する尺度です。
100%が正常、0%が死亡で、がん患者の身体機能評価尺度として正しいです。
5:× mRS(modified Rankin Scale)は、脳卒中後の障害の程度を0〜6の7段階で評価する尺度です。
がん患者の評価尺度ではありません。
【ポイント】
がん患者の全身状態の評価には、KPSのほかECOG(Eastern Cooperative Oncology Group)のPS(0〜4)も用いられます。
mRSは脳卒中、FBSはバランス、Barthel IndexとFIMはADLの評価と整理しましょう。