共同住宅の管理について権原を有する者(この問いにおいて「管理権原者」という。 )、防火管理者等に関する次の記述のうち、消防法(昭和 23 年法律第 186 号)の規定によれば、誤っているものはどれか。
正解を2つ選んでください。
正答1・3
解説
肢1は誤り(正解)。
統括防火管理者は「防火対象物」全体について防火管理上必要な業務を統括しなければならないが、防火対象物には建築物そのものだけでなく、これに属する物も含まれる(消防法2条2項)。
「建築物」の全体についてとする本肢の表現は不正確であり、この点で誤りとされた。
肢2は正しい。
防火管理者は消防計画を作成し所轄消防長又は消防署長に届け出るとともに、これに基づき消火・通報・避難の訓練等を定期的に実施しなければならない。
肢3は誤り(正解)。
廊下・階段・避難口等の避難上必要な施設や防火戸の管理義務を負うのは「防火管理者」ではなく、共同住宅の「管理について権原を有する者」である。
肢4は正しい。
延べ面積1,000平方メートル以上の共同住宅で消防長等が指定するものの関係者は、消防用設備等について機器点検を6ヵ月に1回、総合点検を1年に1回、有資格者に実施させなければならない。
なお本問は公表時の正解が肢3のみとされた後、肢1も誤りに訂正され、最終的な正解は肢1及び肢3の複数となった(合格発表後の訂正)。
正解は肢1及び肢3。