正答2
解説
正解は2です。
水分出納は、体に入る水(飲料水、食物中の水、代謝水)と体から出る水(尿、不感蒸泄、便など)のつり合いです。
【選択肢別解説】
1:× 代謝水は、栄養素が体内で酸化されるときに生じる水です。
その量は水分摂取量ではなく、エネルギー代謝量(栄養素の酸化量)に比例します。
2:○ 代謝水は、成人で1日約0.3 Lつくられ、体に入る水の一部として水分出納の供給源となります。
3:× 可避尿は、不可避尿を超えて排泄される尿で、水分摂取量によって増減します。
水分摂取量の影響を受けないのは、老廃物を排泄するために最低限必要な不可避尿です。
4:× 不感蒸泄は、皮膚や呼気から気づかないうちに失われる水分です。
汗腺からの発汗は不感蒸泄には含まれません。
5:× 最低限必要な水分摂取量は、不可避尿量と不感蒸泄量を合わせた量から、代謝水の量を差し引いて考えます。
不可避尿量と不感蒸泄量の和に単純に等しいのではありません。
【ポイント】
成人の1日のおおよその水分出納は、不可避尿約0.5 L、不感蒸泄約0.9 L、代謝水約0.3 Lです。
代謝水は、同じ重さで比べると脂質の酸化で最も多く生じます。