食料需給表から算出された、わが国の食料自給率のうち、米、野菜、果実、鶏卵の品目別自給率(重量ベース)の年次推移である(図)。
鶏卵については、飼料自給率を考慮した値である。
図のa~dに該当する食品の組合せとして、最も適当なのはどれか。
1つ選べ。
正答5
解説
正解は5です。
図は、昭和40(1965)年から令和2(2020)年までの、品目別自給率(重量ベース)の推移です。
鶏卵は、輸入飼料で育てた分を除いて計算した値(飼料自給率を考慮した値)で示されています。
【図の読み取り】
aは100%前後で推移し、近年は約97%です。
bは1965年の約100%から緩やかに低下し、2000年以降は約80%で横ばいです。
cは1965年の約90%から1985年以降に大きく低下し、近年は約40%前後です。
dは1965年の約30%から急低下し、1980年以降は10%前後で推移しています。
【選択肢別解説】
1:× 飼料自給率を考慮した鶏卵の自給率は、10%前後と低くなります。
最も高いaを鶏卵とする組合せは誤りです。
2:× 1と同様に、aを鶏卵とする組合せは誤りです。
aは自給率が100%前後で推移している米です。
3:× aを米とした点は正しいです。
しかし、bは80%前後の野菜であり、自給率が10%前後のdにあたる鶏卵をbとする点が誤りです。
4:× aを米、dを鶏卵とした点は正しいです。
しかし、bとcが逆で、80%前後で推移するbが野菜、40%前後まで低下したcが果実です。
5:○ aは自給率がほぼ100%の米、bは約80%の野菜、cは輸入の増加で約40%まで低下した果実です。
dは、鶏卵自体の自給率は高いものの、飼料のほとんどを輸入に頼るため10%前後となった鶏卵です。
【ポイント】
鶏卵の重量ベースの自給率は90%台と高いですが、飼料自給率を考慮すると10%程度まで下がります。
果実は、輸入自由化(オレンジ・果汁など)の影響で、1980年代後半から自給率が大きく低下しました。