正答4
解説
正解は4です。
動機づけ面接でいうアンビバレンス(両価性)とは、「変わりたい」と「変わりたくない」という相反する気持ちが同時に存在する状態です。
1つの発言の中に、変化を望む言葉(チェンジトーク)と現状を維持したい言葉(維持トーク)の両方が含まれているものを選びます。
【選択肢別解説】
1:× 付き合いを理由に飲み会を断れないという、現状維持の気持ちだけを述べた発言です。
減量したいという変化への気持ちが含まれていないため、アンビバレンスではなく維持トークにあたります。
2:× 家族の協力を得て減量に取り組みたいという、変化への意欲だけを述べた発言です。
抵抗する気持ちが含まれていないため、アンビバレンスではなくチェンジトークにあたります。
3:× 食事制限をすると暴飲暴食してしまうかもしれないという、変化への不安や抵抗だけを述べた発言です。
変わりたい気持ちが表明されていないため、アンビバレンスとはいえません。
4:○ 「お菓子の量を減らした方が良い」という変化を望む気持ちが述べられています。
同時に「好きなので我慢するのは難しい」という変化への抵抗も述べられています。
相反する2つの気持ちが1つの発言に共存しており、典型的なアンビバレンスです。
5:× お菓子作りは趣味なのでやめられないという、現状維持の気持ちだけを述べた発言です。
変化を望む気持ちが含まれていないため、維持トークにあたります。
【ポイント】
動機づけ面接では、アンビバレンスを否定せずに受け止め、チェンジトークを引き出して強化します。
「〜した方が良いと思うけれど、〜は難しい」という形の発言は、アンビバレンスの代表的な表現です。