正答2
解説
正解は2です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
日本人の食事摂取基準(2020年版)では、高齢者のフレイル予防を重視した値が設定されています。
【選択肢別解説】
1:× 記述は正しいです。
目標とするBMIの下限は、18〜49歳が18.5、50〜64歳が20.0、65歳以上が21.5 kg/m2で、高齢者ほど高く設定されています。
2:○ これが誤りの記述です。
たんぱく質の目標量(DG)の下限は、18〜49歳が13%エネルギー、50〜64歳が14%エネルギー、65歳以上が15%エネルギーです。
高齢者は64歳以下より高く設定されており、同じ値ではありません。
3:× 記述は正しいです。
ビタミンDの目安量(AI)は、18歳以上で一律8.5 μg/日です。
4:× 記述は正しいです。
高齢者では、極端な減塩により食事量が減り、多くの栄養素の摂取量が低下するおそれがあると記載されています。
5:× 記述は正しいです。
高齢者では、同じ量のたんぱく質を摂っても筋たんぱく質の合成が起こりにくい同化抵抗性が報告されています。
【ポイント】
2020年版では、フレイル予防の観点から高齢者のたんぱく質目標量の下限が引き上げられました。
なお、2025年版ではビタミンDの目安量が9.0 μg/日に改定されています。