正答4
解説
正解は4です。
尿検査の各項目が、どの臓器や代謝の状態を反映するかを問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 尿ビリルビンは、閉塞性黄疸や肝細胞障害で陽性となり、肝臓・胆道系の評価に用います。
2:× 尿潜血は、腎臓や尿路からの出血を調べる項目です。
糖質代謝の評価には用いません。
3:× 尿ウロビリノーゲンは、肝機能障害や溶血の評価に用います。
4:○ 糖質が十分に利用できないと、脂肪の分解が進んでケトン体が増え、尿中に排泄されます。
糖尿病のインスリン作用不足や飢餓状態の把握に用いるため、糖質の代謝状態のアセスメントに適しています。
5:× 尿比重は、尿の濃縮の程度を示し、脱水など体内の水分状態の評価に用います。
【ポイント】
糖質代謝の評価に用いる尿検査には、尿糖と尿ケトン体があります。
糖尿病性ケトアシドーシスでは、尿ケトン体が強陽性になります。