正答2
解説
正解は2です。
微量ミネラルと、その欠乏症の組合せを問う問題です。
過剰症や別の栄養素の欠乏症との取り違えに注意します。
【選択肢別解説】
1:× ヘモクロマトーシスは、鉄の欠乏症ではなく鉄が臓器に過剰に沈着する病気です。
鉄の欠乏症は鉄欠乏性貧血です。
2:○ 亜鉛が欠乏すると、舌の味蕾の細胞の新陳代謝が障害され、味覚障害が起こります。
ほかに、皮膚炎や成長障害、創傷治癒の遅れなどもみられます。
3:× ウィルソン病は、銅の排泄が障害されて肝臓や脳に銅が蓄積する遺伝性疾患です。
銅の欠乏症ではありません。
銅の欠乏では、貧血や白血球減少、メンケス病がみられます。
4:× 夜盲症は、セレンではなくビタミンAの欠乏症です。
セレンの欠乏症は克山病です。
5:× 克山病は、モリブデンではなくセレンの欠乏で起こる心筋症です。
モリブデンの欠乏は、通常の食事ではほとんど起こりません。
【ポイント】
セレンの欠乏症は克山病とカシン・ベック病、ヨウ素の欠乏症は甲状腺腫です。
銅の欠乏ではメンケス病、蓄積ではウィルソン病と対比して覚えます。