正答4
解説
正解は4です。
貧血の種類ごとの原因と特徴的な所見を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 鉄欠乏性貧血では、出血傾向はみられません。
さじ状爪、舌炎、異食症などが特徴的です。
出血傾向は、血小板減少や凝固因子の異常で起こります。
2:× 悪性貧血では、胃の内因子の作用が増強するのではなく欠乏しています。
自己抗体などで内因子が不足し、ビタミンB12が吸収できなくなります。
3:× 再生不良性貧血は、骨髄の造血機能が低下する病気です。
赤血球・白血球・血小板がすべて減少するため、白血球数は増加ではなく減少します。
4:○ 溶血性貧血では、赤血球が壊れて間接ビリルビンが増加します。
そのため、皮膚や眼球結膜が黄色くなる黄疸がみられます。
5:× 腎性貧血は、腎臓でのエリスロポエチン産生が低下して起こります。
血中エリスロポエチン値は上昇ではなく、貧血の程度に比べて低値です。
【ポイント】
悪性貧血は巨赤芽球性貧血の一つで、ハンター舌炎や神経症状を伴います。
腎性貧血の治療には、エリスロポエチン製剤などが用いられます。