正答3
解説
正解は3です。
性分化に関わるホルモン、腫瘍マーカー、婦人科疾患のリスク因子を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 精巣のセルトリ細胞は、ミュラー管を退縮させる抗ミュラー管ホルモンを分泌します。
ウォルフ管を発育させるのは、ライディッヒ細胞が分泌するテストステロンです。
2:× PSA(前立腺特異抗原)は、卵巣がんではなく前立腺がんの腫瘍マーカーです。
卵巣がんではCA125がよく用いられます。
3:○ 閉経後は、脂肪組織でアンドロゲンからエストロゲンが作られます。
肥満では脂肪組織が多くエストロゲンが増えるため、閉経後の乳がんのリスク因子になります。
4:× 子宮筋腫は、エストロゲン依存性の疾患です。
そのため閉経後には縮小します。
5:× 子宮頸がんの原因で最も多いのは、ヒトパピローマウイルス(HPV)の持続感染です。
性器クラミジア感染は、不妊症などの原因になります。
【ポイント】
エストロゲン依存性の疾患には、乳がん・子宮体がん・子宮筋腫・子宮内膜症があります。
子宮頸がんはHPVワクチンと検診で予防します。