K 社健康保険組合の管理栄養士である。
社内の健康診断後、メタボリックシンドロームの予防を目的としたグループカウンセリングを呼びかけたところ、 5人の男性社員が集まった。
5人とも、通院、服薬なし。
A さんは、毎日間食として、ポテトチップス 1袋(60 g、325 kcal)を食べていた。
グループカウンセリングを受けて、A さんは、間食について当面 2週間、取り組む行動目標を設定した。
達成できたかどうかを、毎日セルフモニタリングする目標として、最も適切なのはどれか。
1つ選べ。
正答3
解説
正解は3です。
Aさんは毎日ポテトチップス1袋(60 g、325 kcal)を食べています。
セルフモニタリングに使う行動目標は、具体的で、達成できたかを毎日はっきり判定でき、実行可能なものにします。
【選択肢別解説】
1:× 「心がける」は気持ちの持ち方を表す言葉で、行動として何をすればよいかがあいまいです。
達成できたかどうかを判定できないので、セルフモニタリングに向きません。
2:× 「食べない」は判定は明確ですが、毎日食べていた習慣をいきなりゼロにする高い目標です。
無関心期だったAさんには達成が難しく、失敗が続くと意欲が下がります。
3:○ 1日小袋(30 g)1つまでという目標は、量が具体的で達成の判定が簡単です。
今の半分に減らすだけなので実行しやすく、成功体験を積みやすい目標です。
4:× 200 kcalまでという目標は、毎回エネルギー量を計算する必要があります。
日々の確認に手間がかかり、判定が難しいのでセルフモニタリングに向きません。
【ポイント】
行動目標は「具体的・測定可能・達成可能・関連性がある・期限がある」(SMART)ように立てます。
小さな目標を達成して自己効力感を高め、段階的に目標を上げていきます。