正答4
解説
正解は4です。
日本人の食事摂取基準(2020年版)では、集団の食事摂取状況の評価方法が指標ごとに示されています。
エネルギーはBMIの分布、栄養素は推定平均必要量(EAR)・目安量(AI)・耐容上限量(UL)などで評価します。
【選択肢別解説】
1:× エネルギーの過不足は、推定エネルギー必要量(EER)ではなくBMIで評価します。
集団では、目標とするBMIの範囲を上回る者の割合で過剰を評価します。
2:× エネルギーの摂取不足は、BMIの平均値との差ではなく、目標とするBMIの範囲を下回る者の割合で評価します。
平均値では、範囲外の人がどれだけいるかがわかりません。
3:× 推奨量(RDA)は、ほとんどの人が必要量を満たす量です。
平均摂取量とRDAの差では、集団の不足者の割合を評価できません。
4:○ 集団での摂取不足は、推定平均必要量(EAR)を下回る者の割合で評価します。
これはカットポイント法と呼ばれ、不足者の割合を推定する方法です。
5:× 目安量(AI)を上回っていれば、不足のリスクは非常に小さいと判断します。
過剰摂取は、AIではなく耐容上限量(UL)を上回る者の割合で評価します。
【ポイント】
集団評価は、不足がEAR以下の割合、過剰がULを上回る割合、生活習慣病予防が目標量(DG)の範囲外の割合です。
AIしかない栄養素では、摂取量の中央値がAI以上かどうかで不足の有無を判断します。