国民健康・栄養調査(国民栄養調査)結果における、脂質の食品群別摂取構成比率の推移である(図)。
図のa〜dに該当する食品群の組合せとして、最も適当なのはどれか。
1つ選べ。
正答5
解説
正解は5です。
図は1960年、1990年、2019年の脂質の食品群別摂取構成比率を帯グラフで示しています。
穀類・豆類の右に、a〜dと卵類、その他が並んでいます。
【図の読み取り】
aは1960年23.1%、1990年27.2%、2019年17.5%で、一貫して大きな割合を占めます。
bは14.6%、10.1%、7.8%と減り続けています。
cは7.3%、20.0%、28.1%と大きく増え、2019年には最大の供給源になっています。
dは4.4%、8.2%、8.3%と増えて、近年は横ばいです。
【選択肢別解説】
1:× aを魚介類とすると、魚介類が1990年に27.2%を占めることになり、実態と合いません。
魚介類の割合は減少しているbに該当します。
2:× cを油脂類とすると、油脂類が最大の供給源になります。
2019年に28.1%と最も大きいcは、食の欧米化で増えた肉類です。
3:× aを肉類とすると、肉類の割合が近年減少していることになります。
実際には肉類からの脂質摂取は増え続けているのでcに該当します。
4:× aを乳類とすると、乳類が脂質の最大の供給源の一つになり、実態と合いません。
乳類は割合が小さく、1960年以降に増えたdに該当します。
5:○ aの油脂類は調理用の油として長く最大級の供給源でした。
bの魚介類は魚離れで減少し、cの肉類は食の欧米化で増加しました。
dの乳類は牛乳・乳製品の普及で増えたあと横ばいです。
すべて図の推移と一致します。
【ポイント】
脂質の供給源は、1960年は油脂類と魚介類が中心でしたが、現在は肉類が最大です。
動物性脂質の増加が、脂肪エネルギー比率の上昇につながっています。