正答2
解説
正解は2です。
内分泌疾患で、どのホルモンが増減し、どの検査値が変化するかを問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 尿崩症では、バソプレシンの分泌は増加するのではなく減少します(中枢性の場合)。
そのため腎臓で水が再吸収されず、薄い尿が大量に出ます。
2:○ 原発性副甲状腺機能亢進症では、血清リン値が低下します。
副甲状腺ホルモン(PTH)が腎臓でのリンの再吸収を抑え、尿中へのリン排泄を増やすためです。
血清カルシウム値は上昇します。
3:× 原発性アルドステロン症では、血漿レニン活性は上昇するのではなく低下します。
過剰なアルドステロンで体液量が増え、レニンの分泌が抑えられるためです。
4:× アジソン病では、コルチゾールの分泌は増加するのではなく減少します。
アジソン病は副腎皮質の機能が低下する疾患です。
5:× 褐色細胞腫では、カテコールアミンの分泌は減少するのではなく増加します。
副腎髄質などの腫瘍がアドレナリンやノルアドレナリンを過剰に分泌し、高血圧や高血糖を起こします。
【ポイント】
PTHは「血中カルシウムを上げ、リンを下げる」ホルモンです。
原発性アルドステロン症は「アルドステロン高値・レニン低値」の組合せで診断の手がかりになります。