K 小学校に勤務する栄養教諭である。
児童の望ましい食習慣の形成を目的に、 3年計画で、「朝食を毎日食べる子どもの割合の増加」を目標とした食育に取り組んでいる。
評価の対象は、計画期間の 3年間を通して在籍する 1年生から 4年生までの 600人である。
2年間同じ取組を実施した。
2年目が終了し、 3年目の取組内容を検討している。
「朝食を毎日食べる子どもの割合の増加」の目標達成に向けて 3年目に取り組むべき内容である。
最も適切なのはどれか。
1つ選べ。
正答1
解説
正解は1です。
表では、朝食を毎日食べる子どもの割合は、開始時92%、1年目終了時98%、2年目終了時98%です。
1年目以降は頭打ちになっており、残る約2%(約12人)が朝食を食べていません。
【選択肢別解説】
1:○ 残った朝食欠食の子どもは、集団への取組では変わりにくい層です。
子どもと保護者を対象に個別的な相談指導を行うと、それぞれの事情に応じた支援ができるので、最も適切です。
2:× 朝食の役割を理解している子どもは、すでに99%に達しています。
授業回数を増やしても、行動目標の改善はあまり期待できません。
3:× 希望者を対象にした料理教室には、関心の高い子どもが集まりやすいです。
朝食を食べていない子どもに届くとは限りません。
4:× 簡単な朝食を作れる子どもの割合は、2年目に目標値90%を達成しています。
全児童への冊子の配布では、残った欠食の子どもへの効果は期待しにくいです。
【ポイント】
集団全体への取組で効果が頭打ちになったら、残った対象者への個別支援(ハイリスクアプローチ)に切り替えます。
評価の結果をもとに、次の計画を見直すことが大切です。