K 市の子育て世代包括支援センターに勤務する管理栄養士である。
保健師から、妊婦 A さんが胎児の成長に必要な栄養が摂れているか心配しているので、相談にのってほしいと言われた。
A さんは、18歳、妊娠 8週目、初産婦。
未婚、一人暮らし、接客業、年収 180万円。
身長 160 cm、体重 55 kg、妊娠前体重 54 kg、喫煙習慣なし。
飲酒習慣なし。
つわりの症状はない。
A さんから簡単にできる料理を教えてほしいと言われた。
要望を踏まえ、さらに A さんの状況を考慮して提案する料理である。
最も適切なのはどれか。
1つ選べ。
正答4
解説
正解は4です。
Aさんは18歳で、未婚の一人暮らし、年収は180万円です。
簡単に作れることに加え、経済的な状況を考慮して提案することが大切です。
【選択肢別解説】
1:× 1回で食べきれる料理は、少量調理の工夫です。
Aさんはカレーを作り置きして食べており、収入面の課題を考慮した提案にはなっていません。
2:× 有機農産物は、一般的に価格が高くなります。
収入が限られるAさんの状況には合いません。
3:× 多様な食材を使う料理は、栄養面では望ましいものです。
しかし、一人暮らしでは食材が余りやすく費用もかさむため、Aさんの状況には合いません。
4:○ 食材費が安価な料理は、収入が限られたAさんでも続けやすい提案です。
簡単に作れるという要望と、経済的な状況の両方を満たすので、最も適切です。
【ポイント】
栄養指導では、栄養素だけでなく、経済状況や生活環境も踏まえて提案します。
実行可能性の高い提案ほど、行動の継続につながります。